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台風はイベントじゃない学ぶべきだ

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台風11号が私の住む大阪にも影響をもたらしました。名前はNANGKA(ナンカー)といいます。ナンカーのクセに中国地方を北上してます。

ナンカーは強い雨と共に自転車なみのノロノロ運転で日本に被害をもたらしています。

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私も今朝の通勤ではかなりの時間を要しました。

電車が遅れるだけなら、駅に来る電車に乗れば良いのですが今回困ったのは電車の運休影響です。

純粋に電車の本数が減るから駅のホームに人が溢れます。これでは電車が来ても乗れません。来る電車も満員でいっこうに電車に乗れない状況が続きました。

普段の電車の本数は計算されていることが良く分かります。本数を減らすととたんに乗れなくなるのですから。

大変でクタクタになりましたが、無事に会社に着けて良かったです。

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不謹慎な話ですが台風で気づくこともたくさんあります。

普段通勤中の不満である、人が多い、暑い、寒いなどなど。台風の今日に比べたらどれだけ平和なことか。ワガママな自分にあきれる想いです。

こんな悪天候でも会社に向かう自分含めたサラリーマンたち。なんて責任感があり、たくましいのでしょうか。
警報でても危険覚悟で仕事に向かう。無事に会社に着いて喜ぶ。日本はまたまだ捨てたものではないです。サラリーマンは本当に強いなぁと感じました。

私には小学生の子供がいます。自分が子供のころは警報で学校休みだと喜んだものです。しかし、子供を持つ今は警報が出るとほっと安心します。悪天候の中、学校に行かなくても良いからです。
警報の有無次第で雨の中、子供を外に出さないといけない不安。親になってはじめて知る感覚です。
喜んだ警報が不安を助ける警報へ。守るものができると気持ちが随分変わるものだと感じました。

私には持ち家があります。自分の家が出来てから、被害を受けている地域が気になるようになりました。
普段の生活に戻れるのはいつだろうか。自分の家に被害が出る不安は他人ごとでは無くなりました。一刻も早く日常を取り戻せるよう頑張ってほしいです。

と、色々なことを思いました。

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自然はコントロールできないし、防ぐにも限界があります。ただし、普段の幸せを思い出したり、天災に備える機会になります。また、人や町を心配する自分の中の「愛」を再確認できます。

「台風すごかったね」で終わらせず、台風により自分の心がどう反応したか、何を考えたかを忘れないようにしたいと思います。

この経験や気持ちが自分を守ることや人を助けることに役立つと思っています。台風はただのイベントではなく、私へ教訓をもたらすもの。そんな風に考えたいものです。