自慢話は相手に合わして話そう
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私は自慢話をしてくる人が大好物です。親しい人なら共感できて、素直にスゴイなと思えます。
でも、あまり親しくない人の自慢はとてもかわいそうで切なくて・・・ある意味尊敬します。
その理由を今から説明します。かわいそうで切ない気持ちを理解いただければ幸せです。
⬛可哀想な理由
自慢する人は嬉しそうに話をします。お花畑でも見つけてきたかのように、目を輝かせ、口をとがらせて。でも、馬鹿に思われないよう少し恥ずかしそうに話します。
私はそんなあなたを心で少し馬鹿にしながら話を聞いてあげています。安心してね話はちゃんと聞いてます。
私がスゴイねという相づちをうつと、あなたは喜び話はガンガン進みます。
私のスゴイねという反応を燃料にあなたはどこまでも走って行きます。
そんなあなたを私は手を振って見送ります。私から吸い上げたあなたの喜び燃料は不純物だらけだけど走ることはできるのねと。
どんな燃料でも走れるあなたの心のエンジンをかわいそうだけど尊敬します。その馬力を私にもください。
⬛切ない理由
あなたの自慢話は正直、うらやましくないです。
どんなに話を膨らましても、私にはこんなレベルにしか聞こえません。
「昨日、もぐら叩きで自己ベスト更新してさ~」
私には理解できません。そのスゴさ!
ここで私がもぐら叩きで自己ベストってスゴイですねって言うとします。
するとあなたは舞い上がり他の人の所にも、もぐらを話に行くでしょう。
他の人も理解できないよ、きっと。
私があなたのもぐら話をスゴくないと言えば他の人に迷惑がかからなくてよいのですが、私には勇気がありません。
神様、もぐらの代わりに私の歪んだ心をどうか叩いてください。
他の人にもぐら話をしている時のあなたのハンマーを振り下ろすマネをしている後ろ姿に切なさと尊敬を抱きます。
でもウラヤマシイ。本音では私も自慢できるエピソードがほしい。
なりふり構わず自慢する気持ち良さを味わいたい。嫉妬しちゃいます。
別に自慢話を聞きたくない訳じゃないですからね。大好物ですよ。親しい人限定ですけど。
自慢話は相手に合わして話せれば、自分も相手もちょっとリッチです。